過度なストレスで物忘れが・・若年性健忘症とストレスの関係

物忘れとストレスの関係を話す医師

夜に暗い道を一人で歩いていると、人間は大なり小なりストレスを感じます。

 

これは過去の経験から夜中の一人歩きが危険であるということを理解しており、脳がストレスという形で注意喚起を行っているからです。こうしたシチュエーションではストレスによって頭が冴え、過去の経験に基づいて危険を回避するために行動します。

 

ストレスと記憶は深い関わりがあるものです。人間は記憶によってストレスを感じたり、また、ストレスによって記憶を引き出したりします。

慢性ストレスと物忘れ

しかし、人間はストレスを感じるとストレスを感じていることには集中しますが、ストレスと無関係なことは忘れてしまう傾向にあります。例えば、待ち合わせの時間に遅れそうだと急いだ結果、持ちものを忘れてしまったという経験は誰しもあることでしょう。

 

ストレスにおいて物忘れが生じるのは脳の思考能力の問題です。基本的に人間は一つのことにしか集中することができません。ストレスを感じた時はそのストレスを取り除くために思考能力が導入されるので、他のことに集中するような余裕がなくなってしまいます。極端な話、凶器を持った相手が目の前に近付いていれば、自分の名前や電話番号さえ思い出すことができなくなるということもあるかも知れません。

 

ストレスには制御可能なものもあれば、制御不可能なものもあります。夜の一人歩きのストレスであれば、明るい道に出てしまえばストレスからは解放されるでしょう。しかし、家族や職場などの人間関係のストレスは行動によって解決できるものではありません。その関係を断たない限り、何時までもストレスに晒され続けることになります。

 

近年では、こうした制御不可能なストレスに長期間に渡って晒されている方は健忘症や認知症などを引き起こすリスクが高くなることが分かっています。

急性ストレスと物忘れ

過度なストレスを受けるとその衝撃によって脳の機能が麻痺してしまい、頭が痛くなったり、口が渇いたり、冷や汗が流れたり、気を失ったり、さまざまな不調が現れることがあります。この不調の一つとして物忘れが挙げられます。とある調査結果によると、近親者と死別したり、配偶者と離婚した方は健忘症や認知症を引き起こすリスクが高くなるとのことです。

現代はストレス社会

ストレスの種というものはどこにでも転がっており、生きている限りはストレスを避けることはできません。就職後、ストレスによって健忘症を引き起こす若い方も増えてきています。ストレスは制御可能なものもあれば制御不可能なものもあるので、上手に付き合う方法を学ぶことが大切になります。

 

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