物忘れは脳梗塞の前兆の可能性あり

物忘れがひどくなるのは、加齢などにより誰にでも起こり得るものです。ですが、病気の前兆として物忘れが激しくなる症状が出る場合もありますので注意が必要です。その病気とは脳梗塞(のうこうそく)。ここでは、脳梗塞と物忘れの関係について説明していきます。

脳梗塞とは

物忘れと脳梗塞の関係を話す医師

脳梗塞は脳の血管が詰まったり、なんらかの原因で脳の血の巡りが悪くなり、酸素欠乏や栄養不足に陥った脳組織が壊死(梗塞)してしまった状態のことです。

 

脳梗塞には加齢、高血圧、糖尿病、脂質異常症、喫煙などによって引き起こされるアテローム血栓性脳梗塞、心房細動、心臓弁膜症、心筋梗塞などによって引き起こされる心原性脳塞栓症、脳の深部にある細い血管が詰まることで小さな脳梗塞ができるラクナ梗塞があります。

 

かつて、日本人の脳梗塞は約半数をラクナ梗塞が占めていましたが、近年では少しずつ減り始め、アテローム血栓性脳梗塞や心原性脳塞栓症が増え始めているようです。

 

脳卒中の内、約4分の3は脳梗塞によって引き起こされるとされています。脳卒中は寝たきりになる原因の一位の一つです。

脳梗塞の予防のために

脳梗塞は特に高齢者の発症率が高くなっています。他の危険因子として、ストレス、喫煙、飲酒、脱水、肥満、高血圧、糖尿病、脂質異常症、心臓病などがあります。

 

これらはいずれも生活習慣に関係したものであり、生活習慣を見直すことによって改善することが可能です。血圧や内臓脂肪などで医師から指導を受けている方は脳梗塞にならないように気を付ける必要があります。

脳梗塞の症状

脳梗塞の典型的な症状が意識障害、感覚障害、言語障害、手足の麻痺などがあります。

 

また、その他の脳梗塞の症状として、失語症や健忘症があります。失語症とは言葉が出てこなかったり、言葉が分からなくなったりしてしまう状態のことです。

 

健忘症とは物忘れが多くなってしまう状態を指します。健忘症では食事について、食べたことについては覚えていても、食べたものについては忘れてしまうといったことがよく見られます。

 

物忘れが激しくなってきている場合はただの疲労や加齢だけでなく、脳梗塞を引き起こしている可能性にも注意しておきましょう。

脳梗塞の対策

青魚を食べると、体内で必須脂肪酸であるDHAとEPAが生産されます。DHAは中性脂肪を低下させて血行を促進させ、EPAは血小板の凝固を抑制する働きがあります。

 

どちらも脳梗塞の発症リスクを抑えるのに効果的なので、脳梗塞の対策としては青魚を食べるのが効果的です。また、DHAとEPAには脳を活性化させる働きもあるので、物忘れの予防と改善にも繋がります。

 

その他、脳梗塞にはニンニクやタマネギに含まれるアリシン、胡麻に含まれるセサミン、納豆に含まれるナットウキナーゼなども効果的です。

 

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