若年性認知症の原因と予防について

若年性認知症について話す医師

18歳から64歳で発症する認知症のことを総称して若年性認知症といい、近年では若年性認知症の患者数が増加しているとされています。

 

厚生労働省が平成21年に発表した調査によると、若年性認知症の患者数は37,800人ほどであり、年齢別に分けると人口十万人に対して44歳以前で5人から10人、45歳から64歳で80人から150人という割合とのことです。ただし、これはあくまで推定値であり、実数値はこの三倍以上とされています。

 

高齢者が発症する認知症と比べると、若年性認知症の患者は家庭や職場で問題を抱えてしまうことが圧倒的に多いです。

 

若年性認知症によって仕事を辞めざるを得なくなったり、離婚を選ばざるを得なくなったりといったことも珍しいものではなくなってきています。

若年性認知症の原因

若年性認知症としてもっとも多いものが脳血管性認知症です。若年性認知症の内、40パーセントが脳血管性認知症、25パーセントがアルツハイマー型認知症、8パーセントが頭部外傷後遺症とされています。

 

脳血管性認知症は脳梗塞、脳出血、動脈硬化などの血管障害によって引き起こされます。辛いものや脂っこいものが好きで血圧が高い方は血管障害を発症するリスクが高く、それによって脳血管性認知症を引き起こす可能性があります。

 

また、急性の脳出血などでは意識障害、言語障害、麻痺などの目に見えて分かる症状に目を奪われがちであり、認知症が見逃されがちな傾向にあります。早期発見と早期治療のため、血管障害は認知症と深い関係があることを理解しておきましょう。

 

アルツハイマー型認知症は脳細胞の委縮と死滅によって引き起こされます。アルツハイマー型認知症では、記憶力や集中力の低下、意欲や関心の低下などが起こります。

 

仕事がなんとなく捗らない日が続くという場合、アルツハイマー型認知症を患っている可能性もあるので注意が必要です。また、アルツハイマー型認知症はうつ病や更年期障害と症状が似ているので、誤診されやすいという厄介なものでもあります。

若年性認知症の予防

若年性認知症は遺伝によって引き起こされるものもありますが、脳血管性認知症やアルコール性認知症などは規則正しい生活習慣を送ることで予防、改善することが可能です。

 

食事は栄養バランスと摂取量に気をつけ、毎日決まった時間に食べるように心がけます。早食いを避け、よく噛んで食べることも大切です。

 

睡眠はしっかりと一日の疲れを取れるように夜更かしを避け、寝る前のアルコール摂取も眠りが浅くなるので控えるようにします。その他、適度な有酸素運動も脳の活性化に繋がるので、生活習慣に取り入れるといいでしょう。

 

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